金属切断アタッチメントの代名詞

ラバンティシャー
レジェンドシリーズ

Stanley / La Bounty社製(アメリカ) 移動式シャーリングアタッチメント。サーベルシリーズと比べ中間部の切断力がアップしたラバンティシャー最新モデルです。MSD1500-L、MSD2000-L、MSD2500-L、MSD3000-L、MSD4500-Lの固定式と旋回式、合計10モデルをラインナップ。鉄スクラップに対して優れた切断能力を持つアタッチメントで、H鋼、鉄筋、船舶、タンク、タイヤ切断等で活躍します。

PRODUCT

製品特徴

業界No1の切断能力

ラバンティシャーのブレードは刃先が先に閉じる「屈折型」であり、対象物を切断部から逃しにくい構造となっています。人の手では対応が難しい船舶解体等の現場や、切断が難しい対象物でも安全で高効率な作業をすることができるため、この1台があれば受入可能な材料や現場の作業効率に大きな差が生まれます。

固定式と油圧全旋回式

固定式はシンプルな構造で軽量なため、装着する油圧ショベルをワンランク下げることができます。旋回式のRタイプは任意の角度で切断ができるため、様々な形状や材質、厚みに素早く対応する事ができ、切断対象が多岐に渡る現場で活躍します。両タイプとも現場内を自由に移動でき、その場で電気炉投入サイズに切断することが可能なため、ギロチンシャーの代替として使用することができます。
※写真は油圧全旋回式のものです。

切断力を更に向上

サーベルシリーズのアッパージョー(稼働刃)を進化させ、対象物をより捉えやすい形状にしました。刃が対象物にしっかり食い込むため大型シリンダーの力を最大限に活かすことができ、中間部の切断能力が5~10%向上しています。難しい対象物でもよりスムーズに切断作業ができるようになったため、作業効率がさらにアップしました。

デュアルマックスチップ

対象物等に接触する機会の多いアッパージョー部(稼働刃)のガード形状を変更。以前は片側から挟み込むタイプでしたが、レジェンドシリーズでは両面挟み込むデュアルマックスチップタイプへ改良されました。ジョー部全面を覆う事で本体ボディ摩耗を避けるだけでなく、アタッチメントの質量軽減にも成功しています。また前モデルのサーベルシリーズ同様ボルトオン方式を採用し、溶接をすることなく交換可能です。

刃のロングライフ化

対象物を切断するメインブレードはボルトオン式で反転・交換時の溶接作業は不要です。刃の摩耗に対しても、同刃を反転させ4回再使用可能なロングライフ形状となっています。また前モデルに比べ軽量化され、交換作業もより容易に行えるよう進化しています。

充実したアフターフォロー

ラバンティシャーを取り扱い始めた1988年から現在に至るまでの長年の販売実績を基に、補修・交換部品を常時在庫しています。長期間にわたってご使用いただくため、損傷・摩耗したラバンティシャーの整備や、メンテナンスアドバイスを行う無償点検(対象期間あり)も行っており、長期運用に向けたアフターフォロー体制を構築しています。

SPEC

スペック

型式MSD2500-LMSD3000-LMSD2500R-LMSD3000R-L
旋回方式固定式固定式油圧全旋回油圧全旋回
装着油圧ショベル22tクラス30tクラス30tクラス40tクラス
シャー質量(ブラケット含)5,750kg6,450kg6,950kg8,100kg
開口幅790mm860mm790mm860mm