油圧機器
テストスタンド

油圧機器テストスタンドは、油圧ポンプ、油圧モーター、シリンダー等の油圧機器の試験ができるテストスタンドです。油圧機器の整備後の性能確認、制御部の調整に使用し、試験データの記録もできます。現行のMH-125Fは93kWのメイン電動機を搭載している汎用性に優れたモデルです。

MH - R220は新たにインバーター制御電動機とエネルギー回生回路を採用し、弊社特許技術により、ポンプおよびモータ試験において従来機比50%以上の省エネルギーを実現しました。オプションで自動運転、自動計測ができます。本体操作はタッチパネルを採用しており、パネル内に計測値を表示します。200馬力の電動機で400馬力以上のポンプモーターの試験ができる油圧機器テストスタンドです。

パワーアップキットはMH-125F油圧機器テストスタンドの試験容量を大きくするオプションで、装着することで試験出力を約2倍とすることができます。
ポンプ試験であれば、高トルク発生時の回転数を約2倍に。モータ試験であれば、高圧時の試験機からの油圧吐出量を約2倍とすることができます。パワーアップキットを装着することで125馬力のMH-125Fを250馬力相当の油圧機器テストスタンドにすることができます。

HST用ポンプの試験を行う際、油圧ホースの付け替えをせずに試験ができるようになるオプションです。従来機では吐出ポートとサクションポートは試験機の負荷ポートと供給ポートにホースを付け替える必要がありましたが、HSTオプション装置を装着することで自動的に回路を吐出側と供給側を切り替えるため、ホースのつけ替えを必要とせず、作業時間を短縮することができます。