一言でいえば、建設機械を中心とした「整備事業・製造事業・輸出事業・輸入事業」を実施している会社です。
歴史的な順番でいえば、
1. 建設機械の整備工場が、
2. 整備に必要な設備工具を調達し製造するようになり、
3. さらに、それら設備をまとめて輸出するようになり、
4. ついで、お客様の建機をより活用するように改造製作を始め、
5. それを標準化することで建設機械のアタッチメントの製造メーカーとなり、
6. そのまま、特殊な機械の受注製造メーカーにもなって、
7. 同時に、お家芸の整備サービス力を強みに、海外製品の国内販売を始め、
8. 最近は建設機械の分野から、徐々に逸脱するようになってきた。
といった具合に変化してきました。
建設機械、整備、技術、というDNAは残しつつも、時代の進展、市場の変化にともない、様々な試行錯誤を繰り返した結果です。そのため、一言で説明できない、めんどうな会社となってしまいました。
ですから、完全な同業他社はありません。ある事業では競合していても、他の事業ではお客様、という例が多くあります。 当社を訪問された方が、「予想とは違う、同業だと思っていたのに・・」と首をひねってお帰りになることもよくあります。
私どもの思い込みかもしれませんが、おそらく各業界におけるマルマの評判は、「高いけど良い」または「良いけど高い」ではないでしょうか。単一業種に集中する効率性に背を向けて、多彩な事業分野が協力して織りなす独特の製品サービスと技術力で、他に真似の出来ない強みを生み出す・・・ことを目標に日々精進してまいります。
COMPANY PROFILE
会社概要
業務概要
- 整備事業
建設機械を中心に、エンジン、油圧機器、車体、部品から再生まであらゆる整備を行っています。出張サービスも承ります。マルマの背骨、といっても過言ではありません。これがあるからできる事業も多いのです。
【整備事業ページ】
- 製造事業
整備事業から端を発した整備設備機器の製作に始まり、建設機械の特殊改造、そしてオプション品(アタッチメント)やパワーユニットの製作、ついにはフルカスタム製品の製作など、多彩な製造事業を展開しています。
【特殊機械製造】 【建機改造】 【整備設備】 【エンジンパワーユニット】
- 輸入事業(商品販売)
お客様のご要望に最適な製品(主に高いけれど性能がとても良い製品)を、優秀な海外メーカーから輸入し、キメ細かい改良を加えて販売しています。優秀な整備チームと豊富な部品在庫でアフターサービスにも定評があります。
【木材破砕機】 【車載クレーン】 【サーベルシャー】 【レジェンドシャー】
- 輸出事業
自社製品を含め、国内外の優秀な整備用設備機器や工具などを、納入、据え付け、納入指導まで含めて、海外向けに販売しています。一種の機械商社機能です。その関連で短期研修生教育も請け負ったりします。
【輸出事業ページ】
- 開発・設計
事業以外でのマルマの特徴に、開発設計があります。各工場に設計チームをもち、製造事業の重要な要素として活躍しています。さらに、このグループのサポートが、製造以外の事業(整備・輸出入販売等)に厚みと強みを与えています。
社訓
1.創業の精神・・・働く者のユートピア建設
1.和
1.進歩改善
1.サービス精神
1.信賞必罰
1.即時断行
1.和
1.進歩改善
1.サービス精神
1.信賞必罰
1.即時断行
第1項は、昭和23年に解散の危機を脱した際に設定した項目、「真面目に働くものが食べることができる会社にしよう」ということらしいです。戦後の混乱期を反映しています。あとの項目は徐々に追加されていきました。 創業社長が晩年に語ったことですが、「残念ながら、いまだユートピアたりえない」。 届かぬ理想の場所がユートピアならば、それも仕方ないのかもしれませんが、弊社員のみならず、関係のあるすべての方々のために少しでも理想郷に近づけるよう、これからも努力を重ねていきます。
品質方針
私達は技術力を駆使し、お客様とのコミュニケーションを深めて、顧客から喜ばれる商品及びサービスを提供します。そのために執念をもって絶えず改善を行い、誇りを持って社会的責任を果たします。
当社は2006年にISO9001:2000を取得し、2009年に同:2008で更新しました。上の品質方針は、社訓を、違う側面から言い換えたものとして、変更しておりません。これからも頼れる「技術のマルマ」を目指して頑張ります。
(ISO9001は、当初は運営コストなどで導入に懐疑的な面もあったのですが、定着してみると、考え方に全社一本筋が通った感じになり、頼りになっています。今ではなんとなく自然に運営している感じです。)
(ISO9001は、当初は運営コストなどで導入に懐疑的な面もあったのですが、定着してみると、考え方に全社一本筋が通った感じになり、頼りになっています。今ではなんとなく自然に運営している感じです。)