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隠れページ「創業者のごあいさつ」へようこそ。
ここでは、先代社長である森木泰光の生前のご挨拶をお届けします。

このページは、当社が最初の会社ウエブサイトを作成した際、社長の挨拶のページとして掲載した内容を、流用したものです。

会社ウエブサイトの改訂時に、なるべく個人色を出さないようにしようという方向性(単に現在の社長が恥ずかしがったからかもしれませんが)から、社長の挨拶のページをなくしました。

しかし、せっかくお願いした挨拶のページがないのも寂しく感じたので、ここに密やかに置くことにしました。あわせて、森木泰光の葬儀に配った案内メモを添付しました。ご高覧いただけたら、とても嬉しいです。


創業者のごあいさつ

 
創業者・前会長
 昭和21年、日本で最初の建設機械整備工場として発足してから、当社は建設機械整備事業の発展に貢献してまいりました。当社はこの業界で最も古く、最も長い経験の上に海外の技術も導入して整備用機器、特殊工具を製造し販売するとともに、当社工場で、より信頼性の高いより使いやすい機器工具類及び施工用アタッチメントの研究開発に努め、ユーザーのニーズに的確に対応してまいりました。
 このことが当社製品の特長であり、数多くの取引先から大きな信頼と、ご支援を頂いている所以であります。
 日本政府が積極的に開発途上国へ技術援助を開始して以来、当社の幅広い経験を生かした整備生産効率の高い工場及び諸設備のレイアウト設計が成果を収め、その実績は高く評価されております。
 更に当社より、アジア、アフリカ、ラテンアメリカの各国へ技術指導のために多くの技術者を派遣し、又これら諸国より、長期、短期の整備研修生を受け入れて、長年の経験に基づく貴重な整備技術を指導し、国策に協力すると共に、日本の国際化及び世界平和に貢献する民間外交の一環として、全社を挙げて努力を続けております。
 今後共、常により充実した高度な総合エンジニアリング会社を目指して、広く社会に貢献すべく努力致す所存でございますので、何卒皆様のご一層のご指導ならびにご支援を賜りますよう心からお願い申し上げます。

 
[ 森木前会長は、平成14年6月2日に亡くなりました。生前のご厚情を感謝いたします。彼は、根っからのエンジニアとして、日本一の建機の整備工場にするんだ!との情熱で、走ってきたとの印象が(我々には)あります。 今では、彼の生前の面影を知る社員も少なくなってきましたが、彼の精神は弊社の根幹に今もあり、社員の共通認識であることから、 このまま掲載いたします。残った社員一同、彼の残した良きことを伸ばし、及ばなかったことを作り上げていくように、頑張ります。

マルマの業態もいろいろやっている印象があるでしょうが、全てのルーツは、この整備事業の上にあるというのが、私たちの素直な印象です。その意味でも、彼の業績は大きかったのです。また、ひたすら真面目な方でしたので、マルマの根っこにある、誠実な会社になりたい、という考えも彼からの影響が大であると思います。

なお、現社長の挨拶もこれに代えさせて頂きます。会社の代表としてのご挨拶は、前会長の挨拶にて必要十分と考えているからです。あえて言うなら、このWebサイトそのものが現社長の挨拶とお考えくだされば、幸いです。




←平成13年9月の創立記念日に当時の森木社長が相模原工場の朝礼に出席し、挨拶されたときの写真です。 
当時は、社長は少人数の東京本社を拠点としており、主力の相模原事業所に足を運ぶことが少なくなっておりました。さらに、翌年に会長となることが予定されておりましたので、社長として大人数の社員の前で挨拶する最後の機会であろうと、工場に椅子を並べてみんなでじっくりとお話を伺いました。
2時間位はお話しするだろうなぁと予想していたのですが、思ったより早く話を終えられて拍子抜けした記憶があります。


(残念ながら、翌14年4月に発病し6月に他界したため、本当に最後の機会となりました。むろん、この写真の時は誰もそのようなことも予想してはいなかったのですが・・。)

上記写真より半年後、会長は6月に突然死去され、同月に社葬が行われました。その時の参列さらた方々に配られた資料の一つをjPDFでお見せします。
【森木会長を偲んで・・.pdf】