私たちマルマテクニカ株式会社、通称「マルマ」は、戦後、焼け跡の東京の建設機械整備工場からスタートしました。
お客様のニーズにどのようにして答え続けるか、そして常にフェアな会社であり続けることを心がけ、 “すべての関係者に対して誠実であること”に信念を置き、発展・企業成長を続けています。
例えば、修理をしたいけれども機械の型が古く、メンテナンスの仕方が分からずにお困りのお客様。他の会社にも問合せをしているものの、「古い機械の為、修理方法が分からない」と断られた…とご相談があり、マルマで引き受けることに。もちろん当社でも修理は簡単なものではありませんでしたが、長年培ってきた経験と知識を使い、試行錯誤の連続を経てお客様の元に生まれ変わった製品をお返しすることができました。
例えば、「こんな機械があれば…」とアイディアがあるにも関わらず、製品化を引き受けてくれる会社がなくお困りのお客様。当社であれば長年の整備とカスタムメイドで培ってきた技術力が活かせると判断し、引き受けることに。結果、製造・改造など様々なパターンを考え、いくつものトラブルを乗り越えお客様の満足いく機械を納めたこともあります。
このように多くのお客様の声にこたえるべく、チームが一丸となり知恵を絞る組織力がマルマテクニカの最大の強み。
そこに職位は関係ありません。
事務職、技術職関係なく意見を交わし、一つ一つこだわりを持って対応していくこと。
「マルマならなんとかしてくれる」と、そう思っていただけるように…。
創業者たちから受け継がれたマルマテクニカの技術と信念。
それは時代と共に社員から社員へ受け継がれ、数十年の時を経ながら、また新たな技術と信頼を生んでいくのです。
当社の社訓の一つ目は、“創業の精神 ~働くもののユートピア建設~” という言葉から始まります。
この社訓が生まれた背景には、豊かな現代では考えられないような厳しい時代がありました。
戦後間もない環境の中、当時の創業者たちは、食べていくのもやっとだった時代にいました。
その最中、「真面目に働く者が豊かな生活を送れる会社にしよう」という気持ちを込めて、昭和23年(戦後の混乱期)、当社の前身でもある、「マルマ計画救済」に端を発した東京整備工場が、解散危機を脱した際に掲げたものです。それから何十年もの月日が流れた今、それぞれのユートピア建設のため“働きやすい環境作り”や“社内制度”を見直すべく、日々努力しております。
「あの時こうすれば良かった」
「もっとこうできたはず」
そのようなことを一度でも思ったことはありませんか?
今まで何気なく過ごしてきた日常の中で、大して意識はしていなくとも「こうすればもっとうまくいったかな」と思った事が、皆さんにも必ずあるはずです。
そして、マルマではその“気づき”をとても大切にしています。
私たちマルマテクニカは様々な事業を展開しており、社員一人一人が大切な役割を果たしています。 創業年数も長く技術力・ノウハウにも長けている分、更に技術力を磨き、新しい可能性を引き出す為には、保守的なスタンスではなく、積極的にチャレンジしていく気持ちが大切な原動力となります。 そして、今あるものをもっと充実させたいと思う向上心こそ、チャレンジする気持ちを生み出すエネルギーだと考えているのです。
私たちが「気づき」を大切にしてる理由は、正にその為なのです。
どんな小さなことでも構いません。
改善点に気づき、向上心を持ってチャレンジし、物事を探究できる方とマルマを盛り上げていきたいと思っています。